1921年に建てられた5番街の象徴とも言える由緒あるクラウンビルディングが、2022年、美しい外観はそのままにアマンニューヨークとして生まれ変わった。57ストリート沿い、サインが無ければ通り過ぎてしまいそうなホテルエントランスから入り、エレベーターでレセプションがある14階まで上がると、吹き抜けの空間が広がるロビーエリアが迎えてくれる。華美なゴージャス感はなく、黒やグレー、ブラウンを基調としたエレガントさの中に、随所に和のテイストが盛り込まれているのが感じられる落ち着いたインテリア。また、全てのゲストルームを含め、ホテル内には200箇所ものバイオエタノール暖炉が設置されているとのことで、大都会にありながらも暖かな空間とリゾートらしい雰囲気を醸し出している。14階にはロビーラウンジ、バー、メインダイニングであるイタリアンのArvaと和食レストランのNama、そしてオープンテラスのダイニングエリアがある。