
LA MAMOUNIA
ラ マムーニア
モロッコ / マラケシュ

1923年の開業から現在に至るまで、世界中の名だたる著名人やセレブレティを迎え入れ愛され続けているモロッコが世界に誇るパレスホテル。ウィンストン・チャーチルが“世界で最も愛すべき場所”と評した「ラ・マムーニア」は、マラケシュ旧市街を囲む12世紀のカスバ(城壁)内にある伝統と格式に満ちたアフリカ大陸一のグランドホテルと言える。
ホテルに一歩足を踏み入れると、表通りの活気あるカスバの喧騒とはかけ離れ、静寂で優美な雰囲気が漂う空間とオアシスの如く緑に溢れたガーデンはリラクゼーションへと導いてくれる。135の客室、71のスイート、3つのリアド(モロッコ風邸宅)があり、歴史を肌で感じられる美しいモロッコ様式の建築スタイルに浸りつつ、手厚いホスピタリティと共に快適なホテルライフを提供している。

2020年に行われた大規模改装によって、ラ・マムーニアの魅力は更に高まった。ジャン-ジョルジュのプロディースで、シックなイタリアンとアジアンレストランが新たにオープンし、ピエール・エルメのサロン・ドゥ・テでは、アフタヌーンティーや朝食も楽しむことができる。また刷新されたチャーチル・バーには、Kaviariのキャビア&シャンパンが新たに登場。4つのレストランとバーが滞在中のダイニングシーンを盛り上げてくれる。また、2,500平方メートルの広さを誇るスパ施設”The Spa of La Mamounia”は、モロッコ文化とオリエントの風習が調和した完璧なる癒しと平穏の場所。
オリエンタルな装飾、惜しみなく敷き詰められた大理石、ゴージャスなランプが演出する心地よい空間で、日常の喧騒から離れ安らかな時間を過ごすことができるだろう。ラ・マムーニアに泊まるためにマラケシュを訪れる価値のある、一度は宿泊したいお勧め一軒。


INFORMATION
MAP
COUNTRY
モロッコ
ACCESS FROM AIRPORT
マラケシュ空港からホテルまで車で約15分
TYPE OF ROOMS
Room
-Deluxe
-Superior
-Classic
Suite
-Prestige
-Executive
-Agdal
-Duplex
-Park
-Hivernage
The Exceptional Suite
-Al Mamoun
-Marqueterie
-Majorelle
-Churchill
-Baldaquin
-Koutoubia
The Riads
AREA
マラケシュ
NUMBER OF ROOMS
209
RESTAURANTS
L’Asiatique par Jean-Georges
L'Italien par Jean-Georges
Le Marocain
Le Pavillon de la Piscine
Le Bar Majorelle
Le Churchill
Le Club
Le Bar de la Piscine
MAP
RECOMMENDATIONS

マラケシュとのご縁
93年、転職のタイミングで訪れたのが最初の訪問だった。今でこそインターネットで容易に情報が入手できるものの、その時分はモロッコはまだ未知の旅先だった。

カスバ街道を行く ロマン溢れるサハラ砂漠へ
今回訪れたのはモロッコの南部、北アフリカの地に約4000年以上も前から住んでいる民族・ベルベル人が暮らす砂漠の土地。マラケシュからメルズーガ大砂丘を目指し、ベルベル人によって脈々と受け継がれてきた“オーセンティック”なモロッコに触れる旅に出かけた。

陽沈む国のアマン、アマンジェナ
陽沈む国と呼ばれているモロッコ、世界遺産としても知られる都市マラケシュに、アフリカ大陸唯一のアマンリゾート「アマンジェナ」がある。

ラグーンオイスターを求めて、ウアリディアへ
過去を振り返れば訪れた場所は内陸部の街ばかりということもあり、今回はコーストラインを目指すことにした。向かった先は大西洋に面した小さな町、ウアリディア。“ラ スルタナ ウアリディア”は、モロッコで一番と評されるラグーンオイスターが堪能できるリゾートでもあるとのことで、目的地に定めたのだ。