Regent Hong Kong

リージェント香港

香港 / 九龍半島

1980年に誕生したリージェント香港が、2001年にインターコンチネンタル香港にリブランドした後、2023年に3年間の大改装を経てリージェント香港として再オープンを果たした。
九龍半島の尖端に経つ最高のロケーションを誇り、全面ガラス張りのロビーエントランスから一望できるヴィクトリア湾と香港島に聳え立つビル群の景観は当時のままで、リージェント香港に泊まる最大の魅力と言える。館内のレストランやバーから、そしてハーバービューの部屋を選べば1枚の絵画のごとくフレームに収まった絶景とも言える美しい香港の夜景を楽しむことができる。
古き良き時代のリージェントを踏襲ししつつ、インテリアは香港出身のデザイナー、チー・ウィン・ローが手掛けた。ヴィクトリアハーバーの壮大な景色とは対照的にホテル内は落ち着きのある雰囲気で、各所にアートピースをはめ込みつつコンテンポラリーな印象ながら、自然素材を多用してどこか日本っぽさを感じる静けさとの調和が心地良く感じられる。

リージェント香港の6つのダイニングの中でとりわけ注目なのは、ホテルの復活と共にカムバックを果たした広東料理の名店”ライチンヒン（麗昌軒）”だ。ミシュラン二つ星に輝いた劉総料理長の伝統と革新に満ちた広東料理を是非味わって頂きたい。香港では珍しく、炭火を使って和牛ステーキを提供している”ステーキハウス（The Steak House）”、日本ではお馴染みの”ノブ(NOBU)”、そして香港島の摩天楼を眺めながら本格アフタヌーンティが楽しめるロビーラウンジと充実している。
そして、ロビーの上階に位置するガラス張りのクラブラウンジは、アクセスが許されたゲストだけが寛げる特別な空間。朝食とアフタヌーンティー、カクテルタイムは軽食とアルコールドリンクがコンプリメンタリーで楽しむ事が出来る。せっかくの滞在であれば、ハーバービューの部屋での滞在に加えて、リージェントクラブラウンジで寛ぎと充足感に満ちた時間を過ごしたい。
リージェント香港は、大都会の喧騒から離れた希少なオアシスとも言える場所。生まれ変わったリージェントで新たな香港の魅力の再発見をしてみてはいかがだろうか。