アクア・メコンでは、華美な演出や娯楽に頼ることなく、自分自身のペースで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。忙しい日常から離れ、自然と一体になり、自分自身と向き合うことができる特別な体験となりました。心の豊かさを求める人々のための贅沢な時間がここにあります。
1階と2階にそれぞれ10室ずつ、全20室というこぢんまりとした船内は、コンパクトながらも5つ星ホテルに匹敵する上質なサービスと、アットホームな雰囲気が調和し、極上のクルーズ体験を提供してくれます。クルーズディレクターからは『ご自宅のようにリラックスして過ごしてください』とのお言葉をいただき、心からくつろぐことができました。

小型船ということもあり、スタッフや他のゲストの方々とすぐに打ち解け、楽しく温かい時間を過ごすことができました。一緒にサイクリングで探検に出かけたり、現地の子供たちと触れ合ったり、夜はバーでカクテルを片手に旅の話をしたりと、毎日が新鮮な体験でした。特にフェアウェルカクテルで、コオロギやタランチュラを勇気をだして食べて、みんなで大笑いしたことは今でも忘れられません。チェックアウトする頃にはスタッフやゲストの皆さんとの別れを惜しみ、また戻ってきたいと感じました。
ランチやディナーは、お一人様やカップル、家族でのんびりとお楽しみいただくことも、他のゲストの方々と共にテーブルを囲んで賑やかに過ごすこともできます。その日の気分にあわせて、自由なスタイルでお食事をお楽しみいただけます。

私の旅は、カンボジアの古都プノンペンから始まり、ベトナムのホーチミンで幕を閉じる、3泊のクルーズでした。このコースの前に、神秘的なアンコールワットがあるシェムリアップからプノンペンまでの4泊のクルーズを組み合わせれば、古代遺跡から活気あふれる都市まで、東南アジアの魅力を存分に味わえる7泊の旅になります。
短いクルーズではありましたが、温かいおもてなしのおかげで、心身ともにリフレッシュすることができました。