カステッロ ディ カーゾレのインフィニティプールの眼前に広がる田園風景を見下ろすと、このホテルがいかに風光明媚なロケーションにある優れたリゾートであるかということを実感させられる。フィレンツェから車で約50分、シエナ郊外のハート・オブ・トスカーナとも呼ばれる美しい眺望を誇るエリアに、10世紀に築かれた城を改築して生まれたトスカーナ地方を代表するキャッスルホテルが「カステッロ ディ カーゾレ」。
エントランスに一歩足を踏み入れると、中世の雰囲気が漂う重厚な石造りの空間が出迎えてくれる。歴史が育んだ貴重な遺産であるレンガ造りの建物は、原型を可能な限り留めるべくイタリア人建築家とデザイナーによって細部までこだわって改修され、クラシカルなイタリアの田舎の素朴さを残しつつも、最新の設備と現代的なデザインの融合によって真新しさと快適な空間を演出している。
ホテル全体が開放感で溢れており、リゾートの雰囲気満載で、中庭を囲むように建てられた石造りの建物が客室とレストランが入るカステッロ ディカーゾレの本丸だ。
どの部屋からも緑濃いトスカーナらしいのどかな風景を望むことが出来る全42室のゲストルームは、趣きとレイアウトが異なる6つのタイプのスィート41室と、独立した1戸建ての３ベッドルームのペントハウスに分けられている。