Hotel Kämp

ホテルカンプ

フィンランド / ヘルシンキ

誕生の歴史は1877年に遡り、今なおフィンランド国内最高のホテルとして世界各国からのVIPを迎え続けている。
ヘルシンキのメインストリート、エスプラナティ通り沿いに建つ一際優美なクラシカルさ目を引く建物がそのホテルカンプである。元々は料理人であったカール・カンプ氏によるレストランを備えたラグジュアリーホテルの構想からはじまったプロジェクトだという。
以来、カンプファミリーによって代々引き継がれ、1995年の改装を経て現在のスタイルに変貌を遂げた。
クラシカルな外観とは裏腹に、内部は最新の設備と細部にまで拘った完成度の高いインテリアでまとめられ、便利で快適な空間に仕上げられている。
創業当時の面影を残しつつも、モダンな要素を取り入れた北欧らしさと温もりを感じる素材を随所に組み込まれたデザインにきっと誰しも魅了されるであろう。

スイートルーム15室を備えた全179室の客室も、創業当時の様式をそのまま再現しつつ、リノベーションを経てシックでエレガントという言葉がぴったりの雰囲気を放っている。
そして、カンプでの滞在を一層楽しませてくれるのは、1階のエスプラナティ通りに面した”カンプブラッスリー”と、”カンプバー”でのダイニングエクスペリエンスだ。
ブラッスリーの名が示す通り、カジュアルなフレンチとフィンランド料理を朝食、ブランチ、ランチタイムに、そして午後は北欧スタイルのアフタヌーンティーを提供してくれる。
カンプに滞在しつつ、オシャレなエスプラナティ通りを行き交う人を横目に上質なブラッスリー料理に舌鼓を打てば、季節を問わずヘルシンキでの滞在を一層盛り上げてくれるだろう。
24時間ルームサービスと熟練コンシェルジュによるアシスタント、そしてエスパスパといったサービスと施設も充実。
北欧を訪れる際には、一度は滞在していただきたい憧れの存在のホテルである。